ツインビー
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | シューティング |
発売 | コナミ |
発売日 | 1986年1月4日(カートリッジ版) 1988年3月11日(ディスク版) |
ツインビーシリーズの原点がコレ。今見ると地味かも?
パステル調のグラフィックが眩しいポップな雰囲気のシューティング。
グラフィックもサウンドも高いレベルでまとまっている秀作。数あるファミコンゲームの中で、当時からコナミの作品はレベルが高く、本作においても安心してプレイできる。二人同時プレイもできるが、この頃にありがちな殺し合いの要素はほぼ無いので友達を失くす心配は無いと言っていい。そして二人同時プレイできるだけでなく、合体による特殊攻撃ができるのも面白い試みだった。縦にくっつくと拡散弾、横にくっつけば強力な砲弾を撃てる。無理して使うほどではないが、余裕があれば攻略に活用しよう。
システムはいわゆる『ゼビウス』タイプで、地上の敵には対地砲弾を投げ込むのだが、敵弾に当たると腕が無くなってしまい地上攻撃ができなくなる。ただし一度だけ来てくれる救急車に触れれば腕が復活するので一安心(救急車は1機につき1回しか来ない)。この辺も遊び心があってユーザーを楽しませてくれるポイントだ。
パワーアップは雲から出るベルを取ることによって得られるのも面白いアイデアだった。だが、同時に敵も襲い掛かってくるので、攻撃とベルの色変えを同時に行うのは結構難しいものがある。後半にいくほどキビしくなってくるので、なるべく死なずにパワーアップ状態を維持したいところ。ちなみに黄色ベルは最初が500点で、取り続けると得点が高まっていき、最高10000点となる。ハイスコアを狙うなら外せない要素だが、1個でも取り逃すと500点に戻るので注意。
その他の色は、青・スピードUP、赤・バリア、白・ツイン砲、赤白点滅・分身となっている。
本シリーズは様々な進化を繰り返しながら今に至っており、当初キャラは機体のみだったのが今はパイロットと機体のコンビ扱いになっている。そしてアニメやラジオ等のメディアミックスも盛んに行われており、当時こうなることは全く想像していなかった。
試しにコナミのウェブサイト見たら見慣れぬキャラがたくさん居て、訳が分からん状態になっていた。(´・ω・`)
どこまで行き着くのか分からないが、今後も応援の意味を込めて見守り続けていきたい。