もえろツインビー シナモン博士を救え!
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ ディスクシステム |
ジャンル | シューティング |
発売元 | コナミ |
発売日 | 1986年11月21日(ディスク版) 1993年3月26日(カートリッジ版) |
無茶振りが目立つ3人同時プレイ!
人気シリーズにも光と影があるもので……
本作の存在は推して知るべし。
コナミの代表作『ツインビー』の続編で、ディスクシステム用として登場したのがこれ。
本作最大の特徴は、脅威の3人同時プレイ。
1Pがツインビー、2Pがウインビーで、3Pは緑色のグインビーが初登場。
グインビーは最初まともな少年風だったが、後の作品では幼児風にガラッと雰囲気が変わっている。
なお、3人プレイをする場合は別途コントローラが必要。
どんぶり島のシナモン博士がガトランティス一味にさらわれた!
ツインビー達は博士の戦闘機に乗り込み、救出に向かうのだった。
基本的に前作同様、コミカルなデザインの敵キャラを撃墜しつつ先に進み、ステージボスを倒すという流れで、全7ステージとなっている。
内容はお馴染みのシューティングだが、本作は横スクロール面と縦スクロール面が混在し、それぞれ操作方法が若干異なる。
1・3・7面が横スクロール、2・4・5・6面が縦スクロールで、同社の名作シューティング『沙羅曼蛇』と似た感じだと言えば分かりやすいと思います。(沙羅曼蛇を知らない方はスルーして下さい……)
横スクロール面では、Bボタンで対空・対地ショットが同時に発射され、Aボタンで真上にハートビームが出る。
ハートビームは攻撃属性を持たず(敵をすり抜ける)、ベルの色を変えるための専用武器である。
そのため、ショット連射で敵を倒しつつ、単発のハートビームでベルの色を変えるというテクニックが要求され、慣れないと少し難しい。敵の攻勢がユルい序盤はまだいいが、後半になると面倒になり、結局はショットしか使わなかった記憶がある。
ツインビーのパワーアップシステムを知らない諸兄のために説明させて頂くと、各ステージに浮かぶ雲を撃つと黄色いベルが出現し、ショットを数発当てる度に色が変化。
取った時の色に応じて自機が強くなるというのが基本である。
青・白・桃色・点滅などがあるが、撃ち過ぎると黄色に戻ってしまうため、敵が多いシーンだとかなり難しい。
また、本作では死んだ時に自機から魂が出現し、再出撃時に魂を回収すると死ぬ前のパワーアップ状態に復帰するというシステムがある。死ぬと一切のパワーアップ効果が無くなり、復活が困難になることに対する救済措置と思われるが、敵が多い後半戦で無理に魂を取ろうとして再び死ぬという事態も割とよく起こるため、あまり固執せず「取れたらラッキー」程度に考えてた方がいいかもしれない。
ツインビーと言えば、敵弾に当たると腕を失って対地ショットを撃てなくなり、一度だけ来る救急車に触れれば腕が治るというシステムが有名だが、本作の横スクロール面では敵弾に当たるとなぜか一発死なので注意。しかも自機の当たり判定が大きく、避けたつもりでも当たっている場合が多い。
大袈裟気味に大きく回避すると安全。
かたや縦スクロール面は従来のツインビーとほぼ同じで、Bが対空ショット、Aが対地ショットとなっている。横スクロール面と違い、敵弾に当たると救急車が来てくれるので幾分楽だ。
何よりシューティングは縦の方がしっくりくるという心理面の効果も大きいと思う。(勿論、横の方が好きという方もいらっしゃるでしょう。)
ステージ最後に出るボスは、センスが良かった前作と比べると「どうしちゃったの?」とコナミに問いたくなるほど変なデザインのキャラが揃っている。まともに見ると脱力するのは間違いないぞ。
ボスが出現してから攻撃してくるまでに若干タイムラグがあるのに、なぜかこの間はボスの喰らい判定だけあるので、出現と同時に密着して撃ち込めばほんの数秒で倒せるボスがほとんど。
どうもこの辺のユルさから、やっつけ仕事的な感覚がしないでもない…。(´・ω・`)
最終ボスの気色悪いフォルムと動きは必見…でもないです(笑)。
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Bullcat さん、こんばんは。
「ゲームのある日々」の うぇるど です。
「ツインビー」は懐かしいですねぇ。
昔 友達と一緒にプレイして、「ラスボス戦」はいつも1人だったのを思い出しますw
しかしながら、「もえろツインビー」は未プレイです。
意外とシステムが色々違うんですね。
もしかすると、制作チームが違うのでは?
「コナミ」って そういうケース多いですよねw
※「メタルギア」・「ドラキュラ」など
私のプレイ動画でもシューティングを扱う日は来るのでしょかねぇw
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コメントありがとうございます。
確かにもえろは前作と似て非なる感じがします。
敵味方とも脱力系が揃ってるので、タイトルで「もえろ」って言われてもあまり燃えない(笑)