悪魔の招待状
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アドベンチャー |
発売 | コトブキシステム |
発売日 | 1989年9月29日 |
主人公よ、何故そんなに明るいんだ…?
コマンド選択式アドベンチャー。謎の洋館から脱出しよう。
目が覚めると、車の中にいた。
どうやら事故で気を失っていたようだ…。
…ハッ、助手席にいたお姉ちゃんがいない!
あそこの不気味な館に助けを求めに行ったのだろうか?…。
…といった具合でゲームは始まる。主人公の言葉づかいから幼い印象を受けるが、車を運転していた位だから、恐らく成人なんでしょう。
謎に満ちた洋館内を探索し、行方不明の姉を探し出すのがゲームの目的。不気味な舞台設定とは裏腹に、妙に明るい主人公の言動が不思議な違和感を醸し出している。
システムはオーソドックスなコマンド選択型で、カーソル移動やメッセージスピードが遅く、場所移動、アイテム使用方法等が独特でクセがあるため、少々イライラさせられる上に主人公のKYな言動が拍車をかける。主人公の人物像がイマイチ分からないという変わったゲームだ。
他にも特徴として、やたらとアイテムが手に入ってしまうことが挙げられる。大部分が使途不明で、中には持っているだけで死に至るというトンデモないものまで。やり込めば何とか理解出来るだろうが、正直そこまで頑張れなかった(笑)。
ヘタレました、ハイ。(´・ω・`)
作中で覚えられる白魔術の呪文も「オフロデブクブク」や「イトマキマキマキ」等、かなりの脱力系。この辺りにも本作をマトモに攻略する気になれない要因があるのかもしれない。(あくまで筆者の感想です…)
あと、比較的よく死ぬのでコンティニューを繰り返す根気が必要。残念ながらクリアには至っていないが、先の展開が気にはなるので時間を見つけてプレイしたいと思います。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
このゲーム作り込みが細かくて好きです
あまり世間で好意的に受け入れられていないギャグ要素も自分にはツボです 笑
ホラー部分のおどろおどろしさと、主人公やテキストの珍妙さのハイブリッドは、場末の退廃した雰囲気のようでなんだか落ち着くのです