ダウボーイ
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクション |
発売元 | コトブキシステム |
発売日 | 1985年12月11日 |
敵地潜入アクションのカリスマ(笑)。
新春特別企画!新年一発目は『ダウボーイ』を徹底攻略してみました。
コトブキシステム(ケムコ)制作の戦争アクションゲームで、単身敵地に潜入し、捕虜となった味方の要人を救出するという内容。
本作は超が付く程の操作性の悪さが有名であり、伝説のクソゲーとの呼び声が高い。
普通のプレイヤーなら最初の1面であえなく散って、二度とやらなくなるだろう。
しかし今回は記念すべき新年初レビューということで、この不遇なゲームに最大限のスポットを当ててみました。全5面を今更ながらに洗い出し、徹底攻略!
まず、最初に知ってほしいのは何と言っても操作方法。
爆弾やはしごといったアイテムを使いこなさないといけないゲームなのだが、その使い方を知らないと2面から先に進めなくなるので、しっかりと把握しておきたい。それでは、基本操作から解説してみましょう。
武器・アイテム名 | 概要 |
マシンガン | 主人公の基本武装で弾数制限なし、8方向に撃てる Aボタンを押しながら十字キーを入れるのがコツ |
地雷 | 静止状態でAボタンを押しっ放し、「ピッ」と音がしたらAボタンを離す 自分で踏んでも爆発するので注意 |
TNT爆弾 | 静止状態でAボタンを押しっ放し、「ピッ」と音がしたらそのまま(Aボタンを押したまま)移動すると導火線を引く。Aボタンを離すと導火線を切り、点火する |
はしご | 壁の横でBボタンを押しっ放しにするとはしごを架ける。乗り越えた後、再びはしごの横に立ってBボタンで回収。4面でしか使用しない |
ペンチ | フェンスに向かってBボタンを連射すると、フェンスの一部を切断出来る |
前述のように基本的な操作を知っておかないと絶対に攻略出来ないゲームなので、しっかりと練習しておきたい。それでは、次項より各面の概要と要点を解説してみましょう。
1面 塹壕地帯
最初のステージには、このゲームで使用する様々なアイテムが沢山落ちている。
アイテムはここでしか手に入らないため、漏れなく回収していくこと。
特に、TNT・導火線・はしごは無いと攻略不可なので必ず回収しよう。
敵兵はフットワークが嫌らしく、割と主人公を殺しにかかってくる感じで、まともに撃ち合うと相討ちになる恐れがある。しかし、敵兵はなぜか体当たりでも倒すことが可能で、近寄られた場合は体当たりで倒した方が安全かもしれない。その時は、軸をずらしつつ接近しよう。マシンガンと体当たりは状況に応じて使い分けるといい。
所々に塹壕があるが、入っても敵弾に当たると死ぬのであまり意味が無いかも。
ここではあまり敵兵を相手にせず、急いでアイテムを回収しまくってさっさとクリアした方が無難。
画面右奥にある鍵を拾い、画面右に進めばこの面はクリアとなる。
2面 戦場に架ける橋
ここでは、所々にある変な黒い塔をTNTで爆破し、川に倒せば渡れるようになる。
敵兵は出て来ないが、画面右奥に時々戦艦が通過して攻撃してくる。木を盾にすると楽。
TNTを使用する際に注意したいのは、障害物に近過ぎると設置出来ない。
この場合は少し離れて再度設置を試みよう。
少しでも川に触れると転落したとみなされ、「チッ」という音と共に川の藻屑となって消える。
川を渡る時や、導火線を引く時は細心の注意を払う必要がある。
ここでも、鍵を拾って右奥に進めばクリアとなる。
3面 戦車の猛攻
スタートしたら、ペンチでフェンスを切断しよう。もしペンチが無い場合はTNTで爆破してもいい。
エリア内に大量配置されたドラム缶をTNTで破壊していき、いずれかに入っている鍵をゲットして右奥に行けばクリア。
この面で初登場する戦車は地雷で撃退可能。
別に倒さなくてもいいが、余裕があれば、あらかじめ進路上に仕掛けておくと良い。
ここでも気を付けなければならないのは敵兵で、あまり構わず、鍵を手に入れたらすみやかにクリアしよう。
4面 そり立つ壁
この面は沢山の壁があり、はしごが無いと乗り越えられないので、1面で取り逃した場合は詰まってしまう。敵兵が出るものの、それほど難しいステージではない。
はしごを使う時は、Bボタンを押す長さがポイント。長く押し過ぎると架けた途端にまた回収してしまうので、Bボタンを離すタイミングを身体で覚えること。鍵を拾ってサクッとクリア。
5面 決死の救出作戦!
このゲーム最大の魅せ場となる最終面。
この面は常に真っ暗で、わずかな範囲しか見えないのが特徴。
しかもスタート地点付近は地雷原で、踏むと当然アウト。
慎重に歩を進める必要があるが、一度踏んだ地雷は消えるので、死にながら強引に進むことは一応可能。この面で爆発を起こすと一瞬だが周囲が明るくなるので、よく見て進もう。
沢山ある建物をTNTで爆破し、鍵をゲットすると右奥の扉が開き、中にある一軒家を爆破すれば要人を助け出せる。が、まだ終わりでは無く、要人を連れたまま今度はスタート地点まで無事に辿り着かなくてはならない。見事、脱出に成功すると晴れてエンディングとなる。
実は慣れればそんなに難しくないゲームなのだが、極悪とも言える操作性のために投げ出したプレイヤーが相次ぎ、クソゲーのレッテルを貼られてしまった『ダウボーイ』。
しかし、ただ単に機関銃をバリバリ撃つのではなく、爆薬を取り扱い、導火線を引き、小道具を使い、工夫して進んで行く主人公が結構ステキに見えたりします。BGMも割と雰囲気があってGOODです。
一度は寅イ(トライ)してほしい!
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うわー。ダウボーイ懐かしいです。
友達が「これ京都限定のソフトなんだぜっ!」と自慢げに語っていたのを思い出しました。
クソゲーと呼ばれていますが、意外と楽しかった思い出があります。
4面までしか進めませんでしたが、5面で終わりなんですね。
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なにゆえ京都限定なんでしょうね~気になります。
操作性の悪さが槍玉に上がりがちですが、慣れるとそんなに気にならないです。
個人的にBGMが好きです。特に2面。