スプラッターハウス
対応機種 | |
ハード | PCエンジン |
ジャンル | アクション |
発売元 | ナムコ |
発売日 | 1990年4月3日 |
その姿はどう見てもあの人(笑)。
スプラッター映画ブームの産物であり、ナムコ作品の中でも異色の存在。
これはどう見てもジェイソンではないですか。(;´Д`)
仮面を被った主人公リックが戦うアクションゲームなのだが、その風貌は映画「13日の金曜日」に出て来るジェイソンに激似である。
アイスホッケー風の仮面に筋骨隆々の姿、それに鉈を持てば……もうあの人にしか見えない(笑)。
タイトル通りスプラッターなハウスを彷徨い、恋人ジェニファーを救出しようとリックが孤独に戦う物語である。
大学で超心理学を専攻していた彼等は、超心理学の権威であるウエスト博士の館に足を踏み入れるが、博士の奇怪な実験により異常を来たした館内には異形の化物が溢れていた。
2人は化物に襲撃され、リックは瀕死の重傷を負い、ジェニファーは館の奥に連れ去られてしまう。
意識が朦朧とするリックはこのまま命を落とすかに思われたが、そこへ仮面の精霊がリックに力を貸す…。
超人的な力を得たリックは蘇り、ジェニファーを取り戻すべく館の最深部を目指す……というのが大筋の展開。
このゲームは当時ブームだったスプラッター映画の影響で登場したと思われ、元祖アーケード版の他に、本作のPCエンジン版、完全移植されたWii版、PS3版がある。
今回レビューするのはアーケード版の約2年後に登場したPCエンジン版。
ハードの制約上、アーケード版に比べるとゲチョグロ度は控え目になっており、敵キャラとアイテムの一部カット、グラフィックの簡素化といった残念な部分が目立つものの、キャラクターの大きさやグロい雰囲気はそこそこ維持しており、当時としては高い移植度だった。
ゲームは全7面で任意横スクロール制のアクション。
ジャンプとパンチ・キックで敵を倒しながら進み、最深部のボスを倒すとステージクリアとなる。
アーケード版と比べるとかなり簡単になっており、クリアするのはそれほど難しくない。コンティニューも可能だ。
リックの基本攻撃は、立ち状態のパンチ、しゃがみ状態のキック、特殊技スライディングの3種。
それにアイテムによる攻撃も加わる。ジャンプはフンワリとした動きで、多少の空中制御は可能。
スライディングは横ジャンプの着地寸前に+攻撃で出せる特殊な技で、タイミングが少し難しいので要練習。垂直ジャンプでは出ないが、横ジャンプ中に振り向いて後ろに出すことは可能。
敵に触れる又はダメージゾーンに落ちる等でライフが減少し、ゼロになると残機を1つ失う。
回復アイテム等は一切無いが、ステージクリア時に少し回復する。
STAGE1 地下牢
小手調べの1面。ザコはパンチで倒し、地面から出るトゲは引っ込んだ時に通過すれば問題なし。
背景で鎖に繋がれたゾンビが吐くゲロはジャンプで跳び越えれば良いが、ギリギリで跳ばないと踏んでしまう。ゲロは一定時間で消えるので自信が無い場合は待った方が安全だ。
途中落ちている角材を拾えばリーチが伸び、戦いが楽になる。惜しむらくはアーケード版で登場する鉈がカットされている点で、敵の首をハネる「シュコーン!!」という音は一度聴いたら二度と忘れないインパクトがあっただけに非常に悔やまれる。ボスは画面右端でパンチを連打していればOK。
STAGE2 拷問部屋
天井から降って来る死体はパンチで倒す。途中から地下水路になり、ここで登場するウォーターデッドはリーチが長くて厄介だが、壁にある角材を使えば難なく倒せる。アーケード版で臨場感が高かった音響については、PCエンジンで再現するのはさすがに無理だったようである。
ボスのポルターガイストは1面同様、画面右端で攻撃していれば問題ない。最後の絵画は壁際に行った瞬間に接近してパンチでハメ殺せる。
戦闘終了後も油断は禁物で、落ちてきたシャンデリアで死んだという人は筆者の周りにも少なからずいた。
STAGE3 中庭
首吊り死体は遠くからゲロを吐いてくるので、石を投げて倒そう。
ゾンビ犬はキックで倒して猟銃の弾を節約。
ここでは猟銃が2丁落ちており、両方とも最後まで持って行けばボス戦は非常に簡単。
アイテムは1つしか持てず、アイテムを持った状態で別のアイテムを取ると最初に持っていたアイテムを地面に落とすが、少しずつ前進しながら拾う→落とす→拾う…と繰り返せば、2つのアイテムを運ぶことが可能。これはアーケード版でも有効なテクニックなので覚えておこう。
STAGE4 本館(前半)
地面で回転する刃物を跳び越えるタイミングに注意。
いかにも何か出て来そうな鏡が並ぶ通路では、案の定、鏡が割れてニセリックが登場。
お約束の展開にある意味安心(笑)。なかなか手強いがスライディングが出せれば楽に倒せる。
後半の礼拝堂では逆さ十字架がボスで、生首が次々と飛んで来る。落ちている黄金の鉈で地道にダメージを与えていこう。アーケード版ではボス戦後にジェニファーの悲鳴が聴けるが、本作ではカットされている。
STAGE5 本館(後半)
ダメージゾーンをジャンプしていく場所で、手首が邪魔をするが、無視して進めば当たらない。
穴に落ちるとミスにはならず、下の階層を進むことになる。敵が多くて厄介なのでなるべく落ちないように。
ここのボスはリーチが長く、まともに戦うと手強いので、ジャンプしたところをパンチで叩き落してすぐに離れる"ヒット&アウェイ"で慎重にいこう。
最深部でようやく愛しのジェニファーと再会するが、その後に悲劇が……(´;ω;`)…ウッ…
STAGE6 胎内洞
胞子状のクリーチャー幼体がたくさん出て来るが、落ち着いて対処すればそれほど苦労しない。
最深部の心臓に接近し、パンチの猛連打をお見舞いせよ!
STAGE7 炎上する館
炎上する館を脱出するステージで、炎に包まれた敵と丸太は倒せない。敵がジャンプした時に下を潜り、丸太はジャンプで跳び越えよう。
最後の敵は大きな手でリックを攻撃してくるものの、ジャンプで簡単に回避可能。それよりも上から降って来る石に当たらないよう注意。
回避重視で丁寧に戦えばそんなに苦労しないはず。
かくして哀しみに暮れたリックは、炎上する館を後にする。
PCエンジン版では出ないが、エンディング時に表示されるリックのグラフィックからは何とも言えぬ悲壮感と怒りが伝わってくる。
ハードの制約で色々と割愛されている面が多いので、今なら手軽で完全移植のWii版、PS3版がお勧め。
ポップで明るく愛らしいゲームが多い印象があるナムコの歴史で唯一異彩を放つ本作。
最初から最後までグロテスクのオンパレードなので、この手のジャンルが苦手な人は注意が必要だ。
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おお、これはまた懐かしいw
当時はジェイソンが流行ってたので、それで出したんですかね?w
しかし当時子供だった自分にはグロ耐性がなく、遊べないゲームでした・・・w
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これはどう見てもジェイソンでしたね(笑
最近のスプラッターものはゾンビが主流ですけど、ジェイソン系のゲチョグロ度もなかなかのものでした。
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数ヶ月前のレビューにすみませんw
PCエンジンの中でも名作なのがこのスプラッターハウス。
AC版と比べてしまうとアレですが、それでも良い移植だったと思います。
その後のナムコのファミコン版は・・・。
ステージ5のボスはパターン化するからいいとして、いまだにステージ6は安定しない。結構シビアなゲームですね。
レビューありがとうございました。
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ファミコン版は移植というより完全オリジナルですね。(´∀`)
PCエンジン版は当時としてはかなり高い移植度だったと思います。
しかし今は安価で完全移植版が出来るので良い時代になりました。
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今晩は
PCエンジン版は当時プレイしたけど難しすぎて全然進めなかったんですよね
ホラーは大好物なので描写的には全然大丈夫なのですが・・・
結局わりと簡単なファミコン版をプレイしました(^^;
まあ全然違う内容でしたけど・・・
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こんばんは( ´∀`)
ファミコン版はコミカルチックで全然ホラーじゃないですね。(笑
小さいキャラがチョコマカ動き回る感じが原作と全く異なる雰囲気でした。
原作のグロさ加減ときたら・・・・免疫がないと相当きついかもしれません!?