ドラゴンバスター

ドラゴンバスター
対応機種Arcade_AstrocityfcPs01WiiXbox360
ハードファミリーコンピュータ
ジャンルアクション
開発元トーセ
発売元ナムコ
発売日1987年1月7日

剣と魔法と竜退治は王道ですね。
ドラゴンにさらわれた王女セリアを救うため、若者クロービスは剣を取る。

本作はアーケードで人気を博したナムコ作品の一つで、1987年にファミコンに移植された。
ハードな難易度で当時のゲーセン野郎がこぞって攻略に勤しんだという、ナムコの黄金時代を代表する作品と言っても過言ではない。ファミコン版は金ピカのカートリッジが目を引き、続編も存在する。

全12ステージのサイドビューアクションで、はじめにラウンドマップで主人公クロービスを歩かせ、山・廃墟・墓場等のバトルポイントに辿り着くとアクションシーンに突入し、魔物たちと戦いながら脱出扉を探し出せばクリアとなる。
そうして先に進んで行き、最後のドラゴン山で待ち構えるドラゴンを倒せば1ステージクリアという流れになる。

ドラゴンバスター
ドラゴンバスター

昔ゲーセンでラウンドマップを歩く時の音が大音量で響き渡っていたのを思い出す。アーケード版は特に音楽が良かったのが印象的で、当時のゲームミュージックを収めたカセットテープを繰り返し聴いていたものです。死んだ時のBGMは本当に悲しそうで今でも覚えている。

操作説明
コマンド説明
Aジャンプ(2回押しで二段ジャンプ)
B剣を振る
左右移動(→押しっぱなしでダッシュ)
鎖につかまって鎖につかまり昇降する
しゃがむ
ジャンプ中に+Bカブト割り
二段ジャンプ中に+B  垂直斬り
+A(しゃがみ中A)マジックアイテム使用

アーケード版ではレバーでジャンプだったが、ファミコン版ではボタンジャンプに変更されているので、ゲーセンでやり込んでいたプレイヤーは注意。
バトルエリアではサイドビューに変わり、上記アクションを駆使しながら脱出扉を探索する。

エリアを進んでいくと広い部屋があり、中に入るとルームガーダーと呼ばれる4種類の強敵との戦闘が始まる。この間、部屋の出口は塞がってしまい、ルームガーダーを倒さない限り出られない。
それぞれの特徴は以下のとおり。

ウィザード
宙を舞う4本の剣と杖から放つファイヤーボールで攻撃してくる。
剣で空中に巻き上げられると非常にうっとおしい。

ドラゴンバスター

ファフネル
火を噴いて攻撃してくる小型ドラゴン。
体力が多く、前方と斜め上に火を噴いてくるのが厄介。

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スケルトン
剣を振り回してくる人骨のモンスター。
アンデッドなので火に弱いと思われがちだが、ファイヤーボールは効かない。

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ビショップ
斧による突きとファイヤーボールで攻撃してくる僧侶。
突きを喰らうと盾が壊れるので注意したい。

ドラゴンバスター

ルームガーダーとの戦闘は速攻が基本で、一気に接近してカブト割りか垂直斬りで倒してしまうのが効果的だが、後半ステージになると体力が多くなかなか厳しくなる。とは言え長引くと不利なので、飛び道具はなるべく回避し、やはりスキを見つけて一気にダッシュからの必殺技で勝負したい。
倒すとアイテムが出現し、二段ジャンプで獲得出来る。

アイテムは大きく分けて3種類あり、体力回復等の「即効アイテム」、特定の場面で自動的に使用される「自動アイテム」、ファイヤーボール等の「マジックアイテム」がある。

クロービスの動きは若干硬く、お世辞にもフットワークが良いとはいえない。特に二段ジャンプで段差を越える時はコツが必要で、少しでも地形に当たると落下してしまうため、空中制御は慎重に行う必要がある。

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こういう場所でのジャンプ移動にコツがいる

道中、コウモリ・ヘビ・ゴーレムなどのザコを剣で倒しながら進む際、ダッシュだと画面の端寄りでスクロールする関係で、前方から突然敵が出て当たってしまうことが多い。
歩いて進むのが安全面で良いが、時間が掛かりすぎてクリアが遅くなるとケイブシャークという特殊な敵が出現してしまうので注意しよう。

ケイブシャークは本作で有名な存在で、年配のユーザーならお馴染みのキャラ。高速でクロービスに近づいて噛みつき、体力を奪ってしまう嫌らしいキャラで、体力が多くて倒しにくい上にしばらくすると再度出現する。
長くエリアに留まっていると出現してプレイヤーを倒しに掛かるという、いわゆる永久パターンを防ぐ役割を持ったキャラであるが、アーケード版では逆にコイツを利用した新たな永久パターンが確立されてしまったため、永パ防止どころか貢献してしまったという悲しい過去がある。

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大きな顎が特徴のケイブシャーク

ドラゴン山に辿り着くと、いよいよドラゴンとの勝負。
大きな翼を持った首長竜タイプで、主な攻撃手段は口から噴く火炎。
火炎を一定時間放射するタイプや、小さな火炎弾を連射するタイプなどが存在する。

攻撃する箇所は頭・首・胴体・腕・足などどこでも良いが、特定の部位のみ大ダメージを与えられる"弱点"があり、ステージ毎に場所が違う。攻撃して赤く光る箇所が弱点だ。

なるべく弱点を攻撃したいところだが、長い首の動きに阻まれて思うようにいかないことが多く、弱点に固執してダメージが蓄積してしまうと元も子もないため、ここぞというタイミングでカブト割りか垂直斬りを見舞うか、つかず離れずの位置で一撃離脱するか、いずれにしてもドラゴンの動きをよく見て慎重に戦おう。

ドラゴンバスター
ドラゴンバスター

見事ドラゴンを倒すと次ステージへと進み、規定数クリアすると侍女を救出する(ファミコン版のみ)。残念ながらセリア姫を助け出すには12面クリアが必要である。
かなり困難な道のりだが、一応コンティニュー(専用アイテムが必要)があるので頑張ろう。

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ドラゴンバスター” に対して2件のコメントがあります。

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    このゲームは当時凄く話題になっていましたよね(*´∀`*)
    凄く欲しかったけど結局買ったのはつい最近なんですよね(笑)
    しかもかなり難しい(´Д`;)
    多分ウチはクリアする前に投げ出す予感しかしないです(´Д`;)

  2. Wildcat より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おはようございます(´-`)
    最近購入されたようですね!かなりムズかしいと思います(笑
    ファミコン版は容量の都合でカットされてる部分がありますが、逆に、鍵や斧で
    ラウンドマップの障害物(扉・森)を除くといったオリジナルの部分もあります。
    コンティニューはアイテムがないと出来ないのも厳しいところですけど、攻略頑張って下さいヽ(´-`)ノ

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