ピンボール

対応機種
ハード	ファミリーコンピュータ
ジャンル	ピンボール
開発元	HAL研究所
発売元	任天堂
発売日	1984年2月2日

台は揺らせないヨ！
当時テレビでピンボールが出来るとは思わなかったです。

昔からゲーセンや駄菓子屋に置かれているお馴染みのピンボールがファミコンで登場。
海外ではメジャーなゲームとして知られるピンボールは、密閉された盤内で玉を転がし、フリッパーで上方に弾いて下に落ちないようにしながら点を稼いでいくゲームで、アーケードゲームとしてかなり古典的な部類に入るジャンルの一つである。

最近はビデオゲームが主流で、ピンボールの筐体そのものをあまり見かけなくなってしまったが、田舎の駄菓子屋や旅館なんかに行くとたまに見かけることがあり、思いもよらずに出会えると妙に嬉しい。

ファミコン版ピンボールは2画面構成となっており、上と下の画面をボールで往来しながらスコアを稼いで遊ぶもので、一番下に落ちると1機失う。非常にシンプルで、お子様はもちろん大人でも楽しめるゲームらしいゲームだ。

本作は2人プレイも可能で、任天堂VS.システムのアーケード版も存在した。また、今では非常にレアだがディスクシステム版も存在する。

特定の絵柄を揃えるとストッパー等のギミックが作動する仕掛けが多く、視覚的に楽しませてくれる。
下画面で3つ並ぶ卵を全て割ってヒヨコにすると、左右の通路に落下防止ストッパーが出現する他、下画面でトランプを全てめくるか上画面のスロットを揃えると、フリッパー中央に落下防止ストッパーが出現するので楽になる。この時のBGMが『ベースボール』のホームラン時と同じなのは時代を感じさせる。

マリオを左右に操作して、ブロック崩しの要領で玉を弾きながらビンゴランプを揃え、最後にレディーを助ければクリアというボーナスステージもある。玉を上手く弾きつつも、落ちて来るレディーを受け損ねないよう注意したい。

古いゲームであまり見かけないのが残念なピンボール。
しかし幼少時代に遊んだ記憶は確かに残っており、こういうゲームを時々遊ぶとおぼろげに蘇るもの。

記憶が風化してしまわないよう、たまにピンボールを遊んでいるという人は筆者だけではないはず。
いまやってもシンプルで面白いですね。(´－｀)