ランボー III
対応機種 | |
ハード | メガドライブ |
ジャンル | アクション |
発売元 | セガ・エンタープライゼス |
発売日 | 1989年10月21日 |
ランボーの肉体美が全てを物語る。
機関銃バリバリの爽快アクションゲームにして、スタローンファンのコレクターアイテム。
ランボーを操作して敵地に乗り込み、ミッションをクリアしていくタイプの戦場単騎駆け系怒りのアフガン的人質救出漢アクションゲーム。元ネタは映画「ランボー3 怒りのアフガン」から。
敵に捕らわれたトラウトマン大佐を救出するのが目的である。
激シブオープニングから大佐を助け出す最後まで、終始スタローンの映画ばりの活躍を再現しながら遊ぶのが正しいプレイスタイルだ。ゲームの中身は、カプコンの名作『戦場の狼』のように機関銃を連射しながら進むタイプで、ステージの最後には迫力のボス戦がある。
全体的に難易度はユルく、やり込めば全面クリアもそれほど難しくない。ステージも長過ぎず短過ぎずで丁度良く、テンポが良い。
Aボタンで特殊武器セレクト、Bボタンで特殊武器使用、Cボタンでマシンガン(初期設定)となっており、基本は弾数無限のマシンガンを撃ちながら進み、戦車やジープ等の硬めの敵には特殊武器で対抗することになる。
マシンガンは静止状態で撃つと前方約30度位の扇状にバラ撒くので、敵兵を一掃する時に便利。
特殊武器は、近接武器のナイフ、ランボーを象徴するロケラン弓矢、一定時間で爆発する時限爆弾の3種類。ナイフ以外は弾数制限があるが、敵が沢山落とすのでバリバリ使おう。
弓矢はボタン押しっ放しでパワーを溜められ、MAXで放つと戦車を一撃で破壊する程の高威力。
時限爆弾は物見櫓を破壊する時に便利だが、自分も爆発に巻き込まれないように注意しよう。
ナイフはリーチが短く、敵にかなり接近しないと当たらないので危険を伴うが、高確率でアイテムを落とすという特徴がある。敵兵の死角から仕掛けて映画さながらのシーンを自分で演出するのも面白い。
ランボーは攻撃を喰らうとミスになり、残機を全て失うとゲームオーバーとなる残機制。
死ぬとその場ですぐに復活するので、実質的には残機制というよりライフ制という感じである。
コンティニューは無限に出来るので、何度も繰り返して粘ればクリア可能なバランスとなっている。
ステージの最後に辿り着くと、ランボーが鉢巻を締める名シーンがカットインされ、迫力の3Dバトルに突入。遮蔽物に隠れてヘリや戦車の攻撃をやり過ごし、隙を見て弓矢を放つという戦い方でOKだが、実はバトル開始直後にじっとしていれば初弾には当たらない。そのため、3Dバトルが始まったらすぐに弓矢のパワーをMAXまで溜め、ヒットさせれば速攻でクリア可能。
覚えておくと攻略が楽になる。
難易度は比較的ユルいものの、最後の方になると敵兵がわらわらと出て来るので中々やっかい。
どう考えても無謀な戦いだが、怒りのランボーは誰にも止められない(笑)。
パワーMAXのロケランをぶっ放す時は、妙にボタンを押す指に力が入ります。