獣王記
対応機種 | |
ハード | メガドライブ |
ジャンル | アクション |
発売元 | セガ・エンタープライゼス |
発売日 | 1988年11月27日 |
変身シーンはインパクトありました。
獣人に変身して邪悪な魔物と戦う痛快アクションゲーム。
中身はシンプル。
ゲーセンで登場した時は、人間から獣人に変身するシーンが話題となった。
パワーアップを取りながら横スクロールのステージを進んで行き、ボスを倒せばクリアというオーソドックスな内容で、全5面構成となっている。
主人公の人間を操作し、基本であるジャンプとパンチ・キックを使いこなして雑魚を倒しながら先に進んで行く。
時々出て来る、白い双頭の狼を倒すとスピリットボールと呼ばれる玉が出現し、取ると「パーラアップ」と渋いボイスが出て少しムキムキになり攻撃力がアップ。
2つ目では更にムキムキになり、3つ目を取るといよいよ獣人に変身する。
「オオーン」という雄叫びと共に顔が変化していく様は妙にリアルだ。
なお、変身するキャラはステージ毎に決まっており、以下に簡単な特徴を記す。
1面 | ウェアウルフ | パンチでファイヤーボール、キックで高速移動攻撃する扱いやすい形態 |
2面 | ウェアドラゴン | 空を飛べる形態。飛び道具と攻守に優れるエレクトリックサンダーが強い |
3面 | ウェアベア | かわいいと評判のクマさん。石化ブレスとローリングの動きもキュート |
4面 | ウェアタイガー | ウェアウルフに似た性能で、こちらは上下に高速キックを繰り出す |
5面 | ゴールド・ウェアウルフ | 基本的に1面と同じだが、金色の毛並みがゴージャス。安定した性能 |
獣人に変身した状態で魔神に遭遇するとボス戦に突入するので、各獣人の性能をしっかり把握し、弱点を見極めて慎重に戦おう。ステージは結構短く、割とすぐボス戦になる上に面数も少ないことから、短時間で遊ぶには持って来いのゲームだ。
数々のゲーム機に移植されたが、その中でも異色(ダジャレじゃない)の存在がファミコン版。
「努力は認めるんだけど…」という感じの雰囲気からは、ファミコン絶頂期特有のスピリッツが感じられる(笑)。
現在はWiiのバーチャルコンソールでも配信されており、かつてアーケード版をやり込んだという御仁なら、非常に安価でプレイ出来る配信版がお勧めです。