スペースインベーダー
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | シューティング |
発売元 | タイトー |
発売日 | 1985年4月17日 |
コノホシハ ワレワレガ センキョシタ!
やり込んでいたインベーダーが自宅でできる感動!待望のファミコン移植。
ゲームセンターがまだ無かった時代、このゲームが稼動している店はインベーダーハウスと呼ばれていたらしいが、インベーダーがこの世に誕生した時、残念ながら筆者はまだ赤子同然で、ゲームなんてとても無理ですね。しかし、幼い頃に父親の膝の上に乗りながらテーブル筐体でプレイした記憶がある。スペースインベーダーは父親と一緒にプレイした唯一のゲームであり、思い出でもある。
説明しようにも何を今更という程の超有名ゲーム。
日本中にインベーダー現象を巻き起こし、当時は多くの喫茶店に設置されていた。サラリーマンや学生らがコーヒー一杯で長時間居座り続けるという問題も少なくなかったようだ。そんな大人気のインベーダーがファミコンに登場するとなれば、経済的にも苦しい上に喫茶店に入ることすら困難なお子様達が狂喜乱舞したことは想像に難くなく、本当に待ち焦がれた移植だった。
ルールは単純明快、全てのインベーダーを倒せばいい。
分かりやすいシステムで万人に受け入れられたこのゲームの最大の目的は、誰よりも高いスコアを叩き出すこと。時折出てくるUFOを凝視して、一発必中を競っていたものだ。
このゲームから生まれた有名な言葉やテクニックは、誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。超有名なので説明は省くが、「ナゴヤ撃ち」や「レインボー現象」といったキーワードを並べれば、今のお父さん世代なら思い出の一つや二つはあるだろう。
昔はどちらかと言えばダークな存在だったゲームも、近年は目まぐるしく進化・多様化し、一般層にも広く受け入れられるまでに成長した。そんなゲーム業界では、もはや伝説的な存在になっているインベーダー。このゲームが残した功績は計り知れない。