テニス
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | スポーツ |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1984年1月14日(カートリッジ版) 1986年2月21日(ディスク版) |
ダブルスがメチャ楽しい!
気軽に遊べるテニスゲーム。無駄が無い良作。
簡単操作で本格テニスが楽しめる本作はファミコン初期に登場し、以降のテニスゲームに影響を与えた名作である。初期のゲームだけあり、単調な画面にBGMが無い等、若干寂しい印象があるが、シングルは勿論ダブルスもできる等、基本を押さえた堅実な作りになっている。シングルでCPU相手に遊ぶよりも、友達や親兄弟と一緒にやるダブルスの方が段違いに面白く、強くオススメしたい。是非仲良くプレイしてほしいものです。
ところが、シングルで対戦をすると逆に険悪な状態になりかねないので注意が必要である。イカサマ無しのガチンコ勝負なので、プレイヤーの実力差がハッキリと出るためである。分別ある御仁ならともかく、負けず嫌いなお子様同士だと、決着がつくまで延々試合を続けるハメになってしまう。実際、筆者の小さい頃がそうでした。
そんな時、必殺の「ポーズ戦法」が火を噴く。相手がボールを打つ寸前でポーズをかけると、画面上のキャラクターとボールが消えてしまうので、リズムを大きく崩すことができるのだ。兄弟で対戦した場合、1Pコントローラを握るのは大抵兄か姉の方なので、弟か妹が打つ時にちょくちょくポーズをかけてはリズムを崩させるというセコイ戦法※が横行したものだった。※2Pコントローラにはスタートボタンが無いので、弟(妹)はポーズできない。
やり過ぎるとリアルファイトに発展するので気を付けよう。