魔鐘
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクションRPG |
発売 | アイレム |
発売日 | 1986年12月15日 |
死んで、死んで、死にまくれ!?
某国の王子が活躍するアクションRPG。非常にやり応えがある?作品だ。
主人公はマイヤー王子で、魔王ルーバスを倒すべく旅立つ。そのためには魔鐘という最重要アイテムを集めて破壊しなければならないのだが、正直、最後までやりきることができなかったゲームである。難易度は非常に高く、とにかく死にまくる。
動きがトロく、攻撃もショボイ主人公に対し、異常に硬い上に数が多い敵キャラのちょこまかフットワークに終始惑わされっ放し。これをマトモに攻略しようという気力がなかなか湧かず、4~5回死んでコンティニューする度に段々適当にプレイしている自分に対し「ダメだなぁ」と他人事のように吐き捨てるわけである。一応、パスワード制なので時間を掛ければクリアできるかもしれないが、そこまで頑張ろうという気になれない魅力をこのゲームから感じられた。なんのこっちゃ…。(´・ω・`)
攻略らしいことを言うと、主人公の攻撃は剣を投げるのだが、画面上に一発しか撃てないので、はずすと次弾を発射できず隙だらけになってしまう。しかも弾速が遅く、画面の端から端まで飛んでいった場合、消えるまで涙目で見送らなければならない。そのため、敵を攻撃する際は出来る限り近づいて、確実に当てることが肝要。更に、耐久力が高い敵の場合は、ギリギリまで接近して連射しよう。そうしないと倒すのに時間がかかり、不利になってしまう。
それと、このゲームで最も気を付けることは、崖から落ちないことだ。どんなに体力が残っていても一発で死ぬので、崖のラインには近づかないようにすること。敵の体当たりでも落とされるほか、崖に沿って平行に歩いただけでも落ちるので注意が必要である。
さし当たって言うのはこれくらいで、あとは、類まれなる根気と集中力が要求される。最近のゲームには無い、昔ならではのキビしさが満載なので、マゾな人には強くオススメしたい。