ロウ・オブ・ザ・ウエスト
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクション |
開発 | トーセ |
発売 | ポニーキャニオン |
発売日 | 1987年3月6日 |
この町ではオレが法律だ!
何でもできる?ある意味自由度が高い…かもしれないゲーム。
舞台は西部劇っぽい感じで、主人公はどこかの町の保安官。町の人達とコミュニケーションをとりながら治安維持に努めるというゲームだ。
ゲームが始まると、画面右側から町人が登場する。そして町人が話しかけてくるので、こちらも言葉の選択肢を選んで会話するのだ。上手くコミュニケーションがとれれば町人は去っていき、ボーナス得点が入るシステムとなっている。ここまで聞くと普通だが、このゲームの真の恐ろしさはこれからである。
まず、町人はいつでも射殺できるという点が凄い。悪党・おじさん・町娘・子供など色々出てくるが、問答無用で射殺可能。しかも画面に現れた直後でもOK。こんな保安官がいる町はイヤだなと子供心にも心配になったものである。
「切捨て御免システム」もかなりのインパクトだが、会話の選択肢もよく見るとなかなかに凄い。相手に対しフレンドリーな言葉もあるが、中には「この町から失せろ!」とか「このアバズレ!」とか平気で言い放つ保安官にはある種の恐怖を感じると同時に、こんなんでよく任天堂チェックを通ったな~とむしろ関心してしまった。今だったら恐らくゲーム倫理審査の関係でアウトだろう。
このゲーム、面白いかどうかと聞かれると微妙だ。マトモに攻略するよりも、何も考えずに射殺しまくってストレス解消するくらいしか思いつかないのがなんとも…。( ´Д`)