フロントライン
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクション |
発売 | タイトー |
発売日 | 1985年8月1日 |
たった一人の戦争。前進あるのみであります!
ヒョコヒョコ歩きが何とも愛らしい軍曹。気軽に遊ぼう。
どうにも頼りなさそうな軍曹を操り、敵の要塞を目指して突き進んで行く戦争ゲーム。BGMが一切無く、自分の歩くピコピコ音が哀愁漂う雰囲気を醸し出している。武器は拳銃と手榴弾の二つで、弾数制限は無い。バリバリ撃ちまくろう。味方は存在せず、完璧な孤立無援なので己の腕だけを信じて戦い抜こう。
戦いの舞台は、森が点々とある谷間から草原へ抜け、岩場から川を渡り、最後は敵要塞となる。といっても、要塞まで距離は余りなく、10分ほどで着いてしまうという初心者に優しい親切設計となっている。出てくる敵兵は主人公の色違いで、画面に2体までしか登場しない。特に主人公を襲ってくるわけでもないが、銃口だけはしっかりと軍曹の方を向いているので、敵の射軸上に立たないように注意しよう。いつ撃ってくるかわからないゾ。
スタート地点からしばらく進み、草原に来ると敵戦車が登場。手榴弾でないと倒せなくなり大ピンチだが、心配ご無用。ちゃんと軍曹用の青い戦車も用意されている。ただし、大きい重戦車と小さい軽戦車の2種類あり、どちらが出るかはランダム。重戦車が出るのを祈ろう。
軽戦車は一撃でやられてしまうが、重戦車の場合は一発だけ耐えられる。ただし、一発喰らうと白煙が出て停止し、そのまま何もしないと爆発してしまう。この場合は白煙が上がっている間にすぐ戦車を降りて、再び乗り込めばダメージがリセットされる。戦車を降りた瞬間に撃たれないよう注意(笑)。
ステージ最後は要塞にある砲台との戦いになるが、なぜか戦車の砲撃が全く効かない。仕方がないので戦車から降りて手榴弾を投げ込もう。敵の大将と思しきキャラが白旗を揚げてクリアとなり、以降はこれのループとなる。テンポがいいので何も考えずにプレイするといい暇つぶしになります。