フォーメーションZ

フォーメーションZ
対応機種Arcade_AstrocityfcPs01Wii
ハードファミリーコンピュータ
ジャンルシューティング
発売ジャレコ
発売日1985年4月4日

パッケージイラストは格好良いが、中身は…?
荒涼とした原野をひたすら進みながら敵を倒していく2Dシューティングで、通常ショットと溜め撃ちのビッグバンを状況に応じて使い分ける必要がある。パッケージイラストを見れば分かるように、主人公ロボが飛行形態に変形できるのがこのゲーム最大の特徴であり、イカスポイントなのは間違い無いのだが、変形したからといって特に武装やアクションが変わる訳ではなく、若干のショボさは否めないところだ。

フォーメーションZ
マクロスに似ているが、全く関係ない

おまけにロボは燃料で動いており、飛行形態だとみるみる減少。燃料が切れると墜落するのだ。メーカーにしてみればリアル志向を狙っていたのかもしれないが、燃料制という足かせのお陰で、結局はロボ形態でテクテク歩いていくしかないのである。ただし、しばらく進むと海になり、そこからは飛行形態でないと先に進めなくなるので、普段から無駄なエネルギーを消費しないことが大切なのと、海上で変形を解くと落ちて爆発するので注意しよう。

フォーメーションZ
海上では常に燃料切れの恐怖が付きまとう

ゲーム中はBGMが無く、ショットや爆発等の効果音のみで静かな印象だが、ファミコン初期の作品には珍しく、背景は多重スクロールで表現されており、地味に力が入っている点は見逃せない。この辺りに、ゲーム黎明期の職人クリエイター達のこだわりと実力を感じられる気がする。開発現場でのドラマの数々を勝手に想像しつつプレイしよう。( ´―`) 一応ボスがいるのだが、残念ながら筆者はそこまで辿り着くことが出来なかった。無念。

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