ドラキュラII 呪いの封印
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ ディスクシステム |
ジャンル | アクションRPG |
発売元 | コナミ |
発売日 | 1987年8月28日 |
あのドラキュラがアクションRPGになって帰ってきた。
前作『悪魔城ドラキュラ』の続編で、再び青年シモンの冒険が始まる。
前作から数年後が舞台で、主人公はお馴染みシモン・ベルモンド。ドラキュラ伯爵との闘いによって、シモンの身体は傷を負っただけでなく、呪いにも蝕まれてしまう。呪いを浄化するにはトランシルバニア各地に散らばったドラキュラの身体の欠片を集め出し、悪魔城でドラキュラを復活させ、再び倒さなくてはならないという、なんとも悲運なストーリーである。
前作は純粋なアクションゲームだったが、本作はRPGの要素が取り入れられているのが特徴。ステージが広大になり、各地には町も存在する。町人から得られる情報を頼りに、様々なモンスターと戦い、時にはアイテムを駆使して冒険を繰り広げていく訳だが、次項より前作との相違点を噛み砕いて説明してみよう。
シモンの基本アクションはジャンプと攻撃で、武器は聖なる鞭というところは前作同様。サブウェポンとして聖水や短剣等が使えるところも同じだが、前作と最も違うのは、敵を倒すと得られる経験値によってレベルアップするという成長要素が導入された点だ。
レベルを上げることによってシモンの体力・防御力が上昇するので、腕に自信が無い限りは、町の近辺で経験値を稼ぎながら少しずつ進めていく方がいいだろう。ただし、敵を倒しただけでは経験値は得られず、敵が落としたハートを取って初めて経験値が入るので注意。ハートは5秒程で消えてしまうため、早めに回収すること。
次に、敵が落とすハートは前作と同じくサブウェポンの使用で消費されるだけでなく(消費しないアイテムもある)、本作ではお金の役割も果たす。町の商人から武器やアイテムを購入する際に必要なので沢山集めよう。特に、攻撃力が上がる鞭は必ず購入すること。
そして、最も大きな特徴として、時間の概念が存在する。建物内・館の中・ポーズ中以外は常に時間が流れ、午後6時になると夜に、午前6時になると昼になる。夜になると敵が強くなり、たとえ町の中でも敵が出現するようになる。建物の中にも入れない。しかし、昼の敵に比べ夜の敵が落とすハートは大きいので、レベル上げをするなら夜がオススメ。
基本的に、レベルを上げながらフィールドの奥へ奥へと進んでいくことになるが、特定の場所でアイテムを使う等のちょっとした謎解きは必要。基本は町人の情報でも、あまりアテにならない情報も中にはあるので、地道にメモを取りながら進めていくと間違いがないだろう。
各地に点在する「○○の館」という、ドラキュラの身体の欠片が封印されている館に乗り込み、最深部で身体の欠片をゲットする必要があり、全部で5つ存在する。全て揃えないとクリアできないばかりか、謎解きに使用する場面もあるなど、非常に重要なアイテムである。頑張ってゲットしていこう。
アイテム名 | 特徴 |
ドラキュラのあばら骨 | 装備すると盾になり、敵の飛び道具を防げる |
ドラキュラの目玉 | 真実を見抜くその目玉は、隠れたアイテムや落とし穴が見えるようになる |
ドラキュラの心臓 | ある場所で使用すると、ある人物の呪いを解ける。ヒントは川岸 |
ドラキュラの爪 | 鞭で特定のブロックを壊せるようになる |
ドラキュラの指環 | ある場所に入るのに必要 |
また、各地にはドラキュラの謎にまつわる文献があり、探し出すことでより重要なヒントが聞ける。文献は全部で13冊あり、大抵はブロックの中に隠されているので、怪しいブロックは聖水を当てるクセをつけよう。注意したいのは、文献の中身は取ったその場でしか見られない点。メモを取っておくと安心。
…ざっと説明は以上。アクション性の高さは前作を踏襲しており、特に足場が悪い場所でのジャンプワークにはある程度の腕が必要。死んでもコンティニューでやり直せるので、根気よく攻略すればコントローラを投げ出す程の難易度ではない。ドラキュラシリーズのRPG先駆者として、是非本作を遊んでみてほしい。
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Bullcatさん
はじめまして!
昭和世代のもぐらといいます。
この作品はドラキュラの異端児としてかなり世間ではひどい評判ですが、もぐらは大好きです。
ムチャな謎解き以外はかなり良いシステムだと今でも思います。
これからもちょくちょくお立ち寄りしたいとおもいます。
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もぐらさん、はじめまして。
ちょくちょく見て頂いてるようで感謝感激です。
更新遅いですが、これからも頑張ります( ´―`)