ジッピーレース
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | レース |
発売元 | アイレム |
発売日 | 1985年7月18日 |
ウザすぎる敵車のかわし方がポイント。
アメリカ大陸横断レースゲーム。過酷なレースになるぞ。
アメリカ西海岸はロサンゼルスからスタートし、途中数箇所あるチェックポイントを経て、最終ゴールであるニューヨークを目指すバイクレース。ライバル車を抜き去りトップを目指そう。
プレイヤーはライダーとなり、これから過酷なレースに挑まなければならない。最初は90位からスタートし、他車を抜く度に順位が上がっていく。
操作形態は左右移動とアクセル・ブレーキのみの簡単設計。燃料は走り続けると少しずつ減っていく他、転倒すると一定量減少してしまい、ゼロになるとゲームオーバー。このゲームにおいて重要なのは、いかに燃料を減らさずに進めるかということだ。
レースの舞台は舗装道とダートが交互に移り変わり、それぞれ環境に見合った特徴がある。
舗装道で注意する点はライン取りと水溜り。道が二手に分かれる場面がよくあるが、なるべく広い道を通るのが基本。ただ、他車が邪魔で行きたい方向に行けないことが多いので、エンジンブレーキを効かす等して無理をしないこと。多少順位が下がっても転倒するよりはマシである。水溜りは、踏むと少しの間だけ動けなくなるので、なるべく避けよう。
変わってダート面は、岩やサボテン、川等の障害物が多く登場するのが特徴。特にやっかいなのが川で、丸太橋を渡るかジャンプ台で飛ばないと転落してしまう。やはり燃料が一定量減るので、他車の動きに気を付けて渡ろう。
ちなみにセガSG-1000版だと川に落ちた時の様子が面白く、いつもワザと落ちて爆笑していたのは筆者だけかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
このゲームを制する最大のポイントは、燃料タンクの落ちている位置とコース形態を覚えること。そして、当たり前だが転倒しないことの2点。
燃料タンクの回復量は少なく、走行で減った分を補うくらいしかないので、通せんぼするようにホーミングしてくるムカつくライバル車の動きを見切って、いかに自分の走行ラインを確保するかが攻略の分かれ目となる。3~4度転倒しただけで攻略は絶望的なので、一度もコケないくらいの気合で挑もう。
ちなみに、ゴール前の3D視点の時に燃料切れになると非常に悔しい。ここでは燃料タンクが一切出ないので、ガス欠寸前でここまで来ると絶望的になる。
筆者も昔、ニューヨークの最終ゴール直前に到達し、バイクのグラフィックが豆粒くらいになったゴール寸前でガス欠で死んだことがあり、マジ泣きした思い出がある。気を付けよう!
【加筆修正】2017/09/15 対応ハードにプレイステーション3(ゲームアーカイブス)を追加