ボコスカウォーズ

対応機種
ハード	ファミリーコンピュータ
ジャンル	アクションRPG
発売	アスキー
発売日	1985年12月14日

しばらくプレイするとBGMが頭から離れなくなるぞ…。
ジャンル分けに苦しむウォーシミュレーション？ゲーム。

♪すすめー　すすめー　ものどーもー
　じゃまなー　てきをー　けちらーせー
　めざせー　てきのー　しろへー
　オーゴーレースー　たおすのだー（繰り返し）

昔、BGMに歌詞がついているゲームはよくあったが、このゲームに触れたことがある諸兄は勿論この歌を覚えておられることでしょう。タイトルの名前も凄いがゲーム内容はもっと凄い。

主人公スレン王はたった一人で旅立ち、道中で木や岩などに姿を変えられた戦士達を仲間に加えつつ進軍し、最後に待ち受けるオゴレス王を倒すのが目的だが、このゲームの恐ろしいところは、完全に運任せな戦闘システムである。

敵味方のキャラには戦闘力というパラメータしかなく、HPは存在しない。そのため、なるべく強い戦士を弱い敵にぶつけるのが基本。ただし、戦闘の勝敗を決める要素がいまいちアバウトで、どんなに強く鍛えた戦士でも、弱い敵兵にアッサリ負けたりすることもあるので、この辺は完全に運頼みとなる。スレン王が死ぬと即終了なので、なるべく王自らが戦うのは避けよう。といっても最初は一人しかおらず、運が悪いと最初の敵兵で死ぬことも普通にあるぞ。

登場キャラにはそれぞれ特徴があるのでその辺を解説します。

スレン王	主人公でそこそこ強い。姿を変えられた仲間を救い出す能力を持つ。死ぬと終了。
騎士	強さは普通。牢屋の鉄格子を破壊する能力を持つ。数回戦闘をこなすと重騎士になれる。
歩兵	最弱の歩兵。数回戦闘をこなすと重歩兵に進化し、少し強くなる。