マイクタイソン・パンチアウト!!
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | スポーツ |
発売 | 任天堂 |
発売日 | 1987年11月27日 |
チョウのように舞い、ハチのように刺す!
並居る強豪ボクサーを全て倒せ!凄まじい集中力と反射神経が要求されるゲーム。
当時の超ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソンのオマージュ的作品。名前だけでなく、実際にタイソン御大は最後のボスとして登場する。プレイヤーはリトルマックというボクサーとなり、コミカルで凶暴、そしてどこかユーモアがある数々の個性派ボクサーたちを倒しながら成長していくのだ。
ゲームの基本は「相手のパンチを避けて打つ」であり、終始これに徹することになる。相手ボクサーはパンチを放つ際、必ず何らかのサインを発するので、よく目を凝らして観察することが勝利への近道である。眉を動かす、額が光る、腕が一瞬震える等、相手によってクセがあるので見逃さないようにしよう。
試合は3ノックダウン制で、3回ダウンさせるか10カウントをとれば勝利。1ラウンド3分間で時間が経つのが結構早く、攻めあぐねているとすぐ時間切れになる。早い段階で相手の動きを見切り、的確にパンチを当てていく技術を磨き、試合を制していこう。
回避技術も非常に重要で、左右ステップにダッキング、ブロックを状況に応じて使い分ける必要があるが、基本はステップによる回避。避ける方向は左右どちらでもOKだ。ステップした際、戻る方向に十字キーを入れると素早く戻れることも覚えておこう。
ダッキングは十字キーを2回素早く入力し、タイミングが合えばパンチをかわせる。ブロックはでできるが、若干体力を削られるので、なるべくしない方が懸命。ただし、特定のボクサーを攻略する際は必須の技術となる。
ゲーム序盤は比較的やさしいものの、後半になると相手ボクサーが鬼のようなスピードでパンチを放ってくるうえ、必殺ブローまで繰り出してくる。ただ動きにはパターンがあり、よく観察すれば必ず突破口が開けるようになっている。この辺のバランスはさすが任天堂と言いたくなるクオリティーだ。
ただし、ラストのマイク・タイソンは別格。
とても見切れない程のパンチスピードに加え、一発でも喰らえば即ダウンという凄まじい強さである。確かに現実のタイソンは強いし、素人プレイヤーからすればここまでの強さも納得できるかもしれないが、まさか一発で倒れるとは…(;´Д`)。
マイク・タイソンとバーチャルに試合ができる数少ないゲーム、それが「パンチアウト」だ!!
【加筆修正】2017/09/17 対応ハードにニンテンドーゲームキューブを追加(どうぶつの森+でプレイ可能)