魁!!男塾 疾風一号生
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクション |
開発 | トーセ |
発売 | バンダイ |
発売日 | 1989年3月3日 |
「わしが男塾塾長、江田島平八である!!」
かつて週刊少年ジャンプで連載された伝説的漫画のゲーム化。
80年代の青少年を虜にした、あの男塾がついにファミコンに登場。説明書が無いのでゲームのストーリーが分からないが、キャラクターが死ぬと蝋燭の火が消える演出があったり、登場する敵キャラ辺りから推測するに、原作初期の男塾最大名物「驚邏大四凶殺」をベースにしていると思われる。
プレイヤーは、桃・富樫・J・虎丸の4人で、任意で切り替えが可能。次々出てくる塾生達を倒しながらステージを進もう。1ステージで複数エリアがあり、それぞれの最後に中ボス、ステージ最後に大ボスが待ち受ける。
難易度は普通だが、ザコの動きがかなりイヤらしく、こちらの攻撃を見切っているかのようなフットワークを披露してくれる。その上、攻撃判定もいまいちアバウトで、当たったり当たらなかったりするので、ボスよりザコの方がキツかったりする。それに加えて主人公達の重い動きも相まって、結構難しくなってしまっている。筆者はなんとか1面の雷電を倒したが、2面の途中で行き止まりに遭い挫折してしまった。体力が減ってしまったら、回数制限があるが、塾生達の大鐘音エールで回復可能。また、王大人(ワンターレン)に会えば全快にしてくれるので、回復手段の使いどころを見極めよう。
2面から進めていないのでどういうラストになるのか分からないのが残念だが、原作では関東豪学連と争っていたし、雷電も出たので三面拳は間違い無く出ると思われる。果たして最終ボスは伊達なのか?是非とも桃と戦わせてみたいものだが、そこまで行けないのが悔やまれる。
小ネタを追記。ステージ開始して最初のザコが出たらすぐにスタート地点に引き返しザコを倒す。すると画面端から無限にザコが出現するので、倒し続ければ最高レベルまで上げることが出来る。慎重にいくならここで全員分のレベルを上げておくのが有効だ。ただし、次ステージに進むと初期レベルに戻ってしまうのはご愛嬌。パスワードなど無いのは言うまでもない。
(民明書房刊「男にセーブは無用」より)←ウソ