クォース
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | パズル |
発売元 | コナミ |
発売日 | 1990年4月13日 |
隙間が気になって埋めずにはいられない!
ブロックを埋めて消していく単純ルールのパズルゲーム。
ヘンテコな宇宙船を操作し、様々な形をしたブロックの隙間を埋めていくゲーム。画面は上から下へスクロールし、ブロックを次々と消していかなければならない。自機から発射されるブロック弾で画面上にあるブロックを形づくり、四角形にすれば消せる。この作業を繰り返しながら進んでいき、全てのブロックを消してゴールすればステージクリアとなる。中毒性が高く、不思議な満足感が得られるゲーム。
出る杭は打たれる、と昔から言うが、本作はまさにそれを象徴するようなゲーム。いびつな形のブロックを次々と綺麗な四角形にしていく連続作業は、「埋めずにはいられない」「揃えずにはいられない」といった人間の本能に訴えるものがあると言えよう。自機から発射するブロック弾は、画面上に4発まで存在出来るのでしっかり把握しておくこと。また、画面のスクロールは方向キーの上を押せば速めることが出来る。ゲームの進行に合わせて適宜使いこなそう。
ブロックはとにかく四角形にすればよく、正方形・長方形は問わない。また、ブロック内に空間があっても外周がちゃんと四角形になっていればOK。
時々出てくる色が違うブロックを消すと、得点に倍率が掛かったり、スクロールが一定時間止まる等の恩恵が受けられるので有効に活用しよう。また、ブロックが消えている間はスクロールが止まるのが重要。その間に他のブロックに打ち込んでいき、連続で消せばコンボボーナスが入る。ゲーム後半になるとスクロールが速くなってくるので、先行入力でスピーディー且つ正確に埋めていくテクニックが必要不可欠である。
本作は何も考えずにひたすらブロック消しに没頭して、ストレスも同時に解消するのが吉。2人同時プレイが出来るのも地味に燃える。隙間を埋めて消していくもので、他に似たゲームでは『テトリス』があるが、ゲーム感覚はそれに近い。本作もかなりの病み付きゲーとしてオススメだ。