百鬼夜行 攻略#1

百鬼夜行
対応機種fc
ハードファミリーコンピュータ
ジャンルRPG
発売元ユース
発売日1989年2月23日
あんのじょう このゲーム きつかった

前回『クレオパトラの魔宝』攻略から数年が経ちました。

そろそろ次の作品に挑戦しようと思い、ソフトを物色して発掘したのが『百鬼夜行』です。
実はここ数か月間、ずっとこのゲームの攻略にかかっておりまして、最近ようやくエンディングを迎えたので、攻略記事という形でレポートを取りまとめた次第です。

其の壱 百鬼夜行とは

本作は30年近く前に発表されたゲームであり、一応RPGに分類されますが、開始早々、芸術的(?)なフィールドグラフィックを見て不安になり、建物インで突如3Dダンジョンとか独特すぎる成長システムとかとにかくアクが強く、序盤を少し触ってみてすぐ、これ最後まで行けるかな……と心配になるのでありました(笑)。

しかし、しばらく触ってみると、この時代に大量生産された残念系ク〇ゲーにありがちな要素はあるものの、理不尽な謎解きやシステムの破綻等はなく、根性さえあれば攻略可能なレベルと判断。

これなら、ということで……恐る恐る着手してみた訳です。
それからというもの…スキマ時間を見つけてはチマチマとプレイを重ね、鬼のようなレベル上げに耐え忍んだ結果、ようやくクリアにこぎつけることができました。
今の時代このゲームを本気で攻略している人は筆者以外にいるだろうかという思いを胸に…。(´・ω・`)

せっかくクリアしたので、ただ攻略記事を載せるのではなく、今回は頑張ってマッピングに力を入れました。
攻略と銘打っていますが、どちらかというと自分のための備忘録という感じで作ってます。
いつものように独り言スタイルで淡々と進行していきたいと思いますので、宜しくお願いします…。

…というわけで、ここから百鬼夜行の攻略に取り組みたいと思います。
ソフトをファミコン本体に挿して電源ONでタイトル画面が表示され、このゲームのあらすじが語られます。
以下が原文です。

それは ほしひとつない
ある まよなかの できごとだった
いまにも しずもうとする ゆうひのように
そらを ちいろに そめながら
すさまじい おとを とどろかせ
まっかに もえさかる きょだいな ひのたまが
ほこらの もりに おちた

ほこらの もり そこには とおいむかしから けっかいが
はられており ひとはおろか いのちあるもの
すべての しんにゅうを こばんできた
しかし なんのために そこにけっかいが はってあるのか
いまとなっては おぼえている ものは いない ただ
だれもが わすれかけている むかしばなしの なかに
とくのたかい そうが じぶんの いのちと
ひきかえに じゃあくなるものを ふうじこめた
という いっせつがあるが それもさだかでは ない

それから はんとしがすぎ ひとびとは
ひのたまのことは すっかり わすれていた
じっさい そんな よゆうが なかったのである

それは いつから はじまったのだろう
ひとびとは わらいを わすれ
まちから へいわが きえた
よなよな みのけもよだつ こえが ひびき
なんにんもの ちょうにんが どこかへ きえていった
おしろの とのさままでが きえてしまった
そんな うわさまで ながれたほどである
ちょうど そのころ ほこらのもりから ほどとおくない

もりのなかの あばらやで
みるからに つかれはてた おとこが
ひとりの かげと はなしをしていた

かげの せかいに いきるものよ
わたしに ちからを かしてくれ
いったい なにが おこって いるのだ
このまちは どうなってしまうのだ

たのむ ちょうにんを このまちを そして わたしを
すくってくれ おねがいだ
ひとびとの こえがみちていた
きぼうと よろこびが あふれていた
あのころの まちに
ほんらい あるべきはずの あのころの まちに
しかと たのんだぞ

『百鬼夜行』オープニング(原文ママ)
百鬼夜行
百鬼夜行

……ということで、この物語の主人公は影に生きる名も無き存在・忍者です。

タイトル画面でスタートボタンを押すと、いきなり森の中から始まります。
導入部が一切無くいきなり始まるところは、忙しい現代人に優しい仕様なのかもしれません…(笑)。
あばら家の前にポツンと立っているのがにんじゃで、十字キーで上下左右に移動します。

オープニングでは黒装束だったのに本編ではガッチガチの白装束……こんなん滅茶苦茶目立つと思いますけど……。
ちなみにこの画面は決してバグってるんじゃありません。
これで正常です。

百鬼夜行
一瞬バグってるのかと思った

すぐ近くをウロウロしているのは敵モンスターです。
本作は敵グラフィックに触れると戦闘シーンに移行するシンボルエンカウント式で、戦闘の回避が容易かつ相手を選べるのは良ポイント。倒しても画面切り替えで復活するので、何度も倒せばレベル上げも楽々です。
ただしスタート直後のにんじゃは丸腰で弱く、仲間もいないため、戦闘は後にしてとりあえず町に入りましょう。

百鬼夜行
百鬼夜行

画面端まで行くと隣の画面に移動するのは、ゼルダの伝説と同じ感覚。スタート地点から東に行くとすぐに町です。音楽が変わるのですぐに町だと気付くでしょう。

早速、そこら辺をぶらぶら歩いている町人に話しかけてみます。…ところが、「あっちへいけ こんなとこ みられたら つかまって しまう」と言われて相手にされません。

百鬼夜行
百鬼夜行

忍びの者は古来より諜報や暗殺といったダークな任務を人知れず遂行する存在。
そんなきな臭い輩に一般人が関わりたくないと思うのは当たり前のことかもしれません。
あんのじょう、このままでは話してもらえないので…
Aボタンでメニューを展開し、[のじゅく][へんそう]おかっぴきに変装しましょう。
これで情報収集が可能となります。

百鬼夜行
百鬼夜行

以上、今回はここまで。
次回は全体マップを掲載し、序盤からやるべきことを解説します。

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