検証5 通貨の種類
久々の不定期掲載シリーズ「検証もの」。
今回はゲームの世界で流通しているお金の単位を調べてみました。
お金の単位ということで、やはり多かったのはRPG。その一部をご紹介しましょう。
今回も調査範囲はファミコンに限定。ゲーム内でお金の単位が明確に分かるものを対象とします。例えば、お金の概念があっても「G」とか「おかね」とか「きん」とかいうのは除外。ちゃんとした呼び名があるものをカウントし、一覧にしてみました。
- シリーズものの場合は、1作目のみ掲載
- 該当タイトルが複数ある場合は、代表的なゲームを挙げてます
- 全てのゲームを確認した訳ではないので、他にもまだあるかも知れません。ご容赦を!!
タイトル(メーカー) | 単位 |
アウトランダーズ(ビクター音楽産業) | ガバス |
貝獣物語(ナムコ) | パール |
銀河の三人(任天堂) | ウラン |
ゼルダの伝説(任天堂)など | ルピー |
たけしの挑戦状(タイトー)など | 円(えん) |
デジタル・デビル物語 女神転生(ナムコ) | 魔貨(まっか) |
ドラゴンクエスト(エニックス)など | ゴールド |
覇邪の封印(アスキー) | ゴルダ |
ファイナルファンタジー(スクウェア) | ギル |
ファザナドゥ(ハドソン) | ダカット |
ホワイトライオン伝説(ケムコ) | ルビー |
MOTHER(任天堂)など | ドル |
魔鐘(アイレム) | ラダー |
魍魎戦記MADARA(コナミ)など | ゼニー |
桃太郎伝説(ハドソン)など | 両(りょう) |
桃太郎電鉄(ハドソン)など | 万円(まんえん) |
ラストハルマゲドン(ユタカ) | ジン |
調べてみると意外と少ない印象を受けるが、殆どのゲームでは「金」や「G」等の略記号が多く、現在のような緻密な世界観を持ったゲーム設定がまだ少なかった時代ならではの結果と言えるだろう。特に多かったのが「ゴールド」で、時代劇ゲームが多いのか「両」も意外と健闘していた。
今回の調査も所詮、筆者の自己満足なので、「それがどうした」と言われればそれ以上の意味は無いが、誰もやらないような調査にこそ意義があると信じてやまないのは筆者だけかも知れない。一つ面白かったのは、アウトランダーズ(ビクター音楽産業)の「ガバス」。
週間ファミ通の読者投稿で得られるポイントと同じ単位って…。(´・ω・`)