将軍
対応機種 | |
ハード | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | シミュレーション |
発売元 | ヘクト |
発売日 | 1988年5月27日 |
シビアというより意味不明!?…。
下克上を制し、ジェネラルの称号を手に入れるのは誰だ!
時は1550年。戦国の世。
誰もが天下統一を夢見て熾烈な戦いを繰り広げていた群雄割拠の時代。
幾多の猛将が知恵と武を振るい、時に義、又ある時は愛のため漢達は戦い、散っていった…。
そして時は流れ、1988年。現代。
ヘクトより「将軍」がリリース(笑)。
ゲーム界で天下統一を果たしたファミコンが黄金期を迎えるこの頃は、数々の名作が生まれる一方で、ク○ゲーと呼ばれる迷作も大量にはびこっていた時代であり、毎日のように「いま一歩なゲーム」(失礼)が誕生していたが、本作も間違い無くそれである。
プレイヤーはある一人の人間となって戦国の世を渡り歩き、最終的に将軍になるのが目的。
まず、総勢40人の中からプレイヤーキャラを選ぶという、無駄に多い選択肢に困惑。
農民・僧・町娘・大名・商人・サムライ等と多彩な顔ぶれ。
細かいパラメータがあるものの、意味がよく分からないので、筆者はとりあえず直感で「おしん」をチョイス。
モデルはもちろん、小林綾子だ。
キャラを選ぶといきなり町中に放り出されてスタート。
まずい、放り投げ系だ。既に意味不明。
これから一体何をすればいいんだろう…と途方に暮れるプレイヤーが続出した瞬間。
説明書を読まないとさっぱり分からないのはお約束だが、肝心の説明書も「将軍になって」としか書いていない丸投げっぷりに驚愕。
クリアを目指す前に、まず基本的な操作やルールを掌握する方が先決である。
冒頭で40人の中から主人公を1人を選択すると、残りの39人が全て敵となる。
皆それぞれ勝手気まま(?)にマップを徘徊しているので、話しかけたり、物を渡したり、戦ったりといった駆け引きをする訳である。だが、この辺のシステムが今ひとつ分からない……(汗)。
どうやら他者を打ち負かして家来にしていくようなのだが、どうやったらいいのか筆者のスキルでは分かりませんでした。
実に申し訳無い。なぜか戦えないことが多いし。
だが一通りやってみて気づいたのは、さかな・くり・こめ・さけ等を拾うと「ちから」が増えるのと、アイテムを6個まで持てるということ。
ちからは戦闘で消耗し、無くなると死ぬ。
前出のアイテムを発見したら必ず拾っていくことが大事。
Aボタンで「拾う」コマンドに設定した状態で、落ちているアイテムに重なれば拾えるという事実に気づくのにかなりの時間を要したが…。
それと、かたなやヨロイ等の武具は全キャラ共用で消えることは無い。
マップで拾ったものを敵に渡すと、ちゃんと敵の所持品に追加されるし、武具を捨てると「足元に置く」だけで、再度拾うことも可能。アイテムの所在は地図コマンドで確認出来るという、変なところでこだわりが感じられる。
戦闘で勝つと敵から「おかね」を奪えるので、それで各所に点在する店でアイテムを買おう。
数多の猛者達との戦いに備え、なるべく「ちから」を蓄えるのだ。
敵にアクションを起こす場合は、相手が画面にいる状態でコマンドを実行する。
画面上にいれば離れていてもOK。ただ、おかね・ちから・アイテムを渡せるが、メリットがいまいち不明。
恐らくパラメータが変化することで何らかの駆け引きをするのだろうが、そこまで理解しようという気になれないのは、単に筆者のやる気が無いからである(笑)。
自キャラと敵キャラが激しくつつき合う戦闘シーンを初めて見た時の脱力感は筆舌に尽くし難い。
かくして奮闘の結果、終始よく分からない空気が画面を支配し、結局は「うん、よく頑張った」と無理矢理納得して静かに電源を切ったゲームである。
いわゆるリタイヤ。
このゲームのレビューは、どうやら筆者には荷が重かったようです。御免!
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ファミコンのソフトはイロイロ知ってるつもりでいましたが
このソフトは初耳デスw
レビュー読んでたら、なんだか気になってwやりたくなってきちゃいましたww
こういう中途半端?wなソフトもファミコンらしくて
私は好きですね~(´ー` )w
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こんにちは、ノンノさん。
このゲームはやらない事を勧めます(笑)。
昔はこういう野心的(?)なゲームが沢山あって、ほんとに面白い時代でした。
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近年稀に見るクソゲー(約30年前か?)。2014年の現在に出会えた事に
感謝致します。